第44期天元戦五番勝負 第3局 11月23日(金)

井山裕太天元 対 山下敬吾九段

佐賀県鹿島市「祐徳稲荷神社」

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井山、圧巻の防衛 天元戦第3局

西日本新聞

 3連勝で圧巻の防衛劇だった。24日に福岡県宗像市の宗像ユリックスで行われた第43期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第3局。井山裕太天元(28)は初タイトルを狙う一力遼八段(20)の挑戦を退け、七大タイトルを独占する日本棋界ナンバーワンの貫禄を見せつけた。

 中盤、中央から下辺にかけて互いに競り合う展開になり、黒番の井山がサバキに出て、一力が押さえ込みを図った。

 井山は黒85(12十四)のキリから中央の白を攻め、これに対し一力も白90(12十)とツケるなど最強の手で応じた。一時は一力がリードしたとみられたが、一力が白130(3六)から左辺を制しようとした手に井山が反撃。最後は左下も黒が生きて勝ちきった。持ち時間各3時間のうち残りは井山が2分、一力が1分だった。

 同じ一力の挑戦を受けた王座戦5番勝負に続く完封防衛。終局後、井山は「運良く防衛できた。でも、世界には私くらいのレベルの棋士はたくさんいるので、目の前の一局一局に全力を尽くしていきたい」と国際棋戦の頂点を視野に入れ、今後の抱負を語った。

=2017/11/25付 西日本新聞朝刊=

●井山が天元3連覇 7冠堅持

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