ナチス関連映画、今冬も 「ヒトラーに屈しなかった国王」など

西日本新聞

 近年、ナチス・ドイツやヒトラーをめぐる多彩な映画が日本で公開されているが、今冬もノルウェー映画「ヒトラーに屈しなかった国王」を始め、関連映画の上映が相次ぐ。

 「ヒトラーに屈しなかった国王」の舞台はノルウェー。1940年4月にドイツ軍がノルウェーの首都オスロに侵攻した。ノルウェーは降伏を求められても拒否するが、ヒトラーの命令を受けたドイツ公使は再度降伏を要求。ナチスに従うのか抵抗し続けるのか究極の選択を迫られた国王ホーコン7世の苦悩と国の命運を掛けた重い決断を描く。

 公開中の英米合作映画「否定と肯定」はナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を扱った法廷劇。「ホロコーストは存在しなかった」と主張する英国の歴史家を著書で批判して名誉毀損(きそん)で訴えられ、その存在を証明することになったユダヤ人女性である米国の歴史学者の物語で、実話が基になっている。

 「ユダヤ人が救った動物園 アントニーナが愛した命」もポーランドのワルシャワ動物園を営む夫婦がナチスに迫害されるユダヤ人をかくまい、約300人を救った実話を扱った。フランス映画「永遠のジャンゴ」はジャズギタリストの名手ジャンゴ・ラインハルトがナチス占領下でも音楽を愛し、生き抜く姿を描いた。

 史実物とは別にナチスの名前を冠したアクション映画も。リュック・ベッソン原案・脚本・製作の仏独合作映画「ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!」が来年1月12日に公開予定。

=2017/12/22付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

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