妖精キャラクターで分類 福智町「ふくちのち」児童書18000冊 「お気に入り選ぶ契機に」

西日本新聞 筑豊版

 福智町赤池の町図書館・歴史資料館「ふくちのち」が児童向け図書約1万8千冊をジャンルごとに分け、昆虫をモチーフにした妖精をそれぞれのイメージキャラクターとして配置し、子どもたちに好評だ。

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 日本図書館協会の「日本十進分類法」は、哲学、歴史・地理、社会、芸術・スポーツ、文学などのジャンルを0から9までの数字で分け、さらに年代、地域などで細分化。ふくちのちでも、この分類法に基づいて並べるが、色鮮やかなオリジナルキャラクターがさまざまなジャンルの目印となっているのが特徴だ。

 例えば、「哲学」はハートを手に持ったアリ。ハートは心を意味し、アドバイス上手な森の相談役という設定だ。バッグを手に空を飛ぶミツバチは「歴史・地理」。ベレー帽がトレードマークのカミキリムシは「芸術・スポーツ」といった具合だ。キャラクターは全部で11体。「ふくちのちのなかまたち」と名付け、10のジャンルと辞典・辞書コーナーに配置した。

 キャラクターのデザインは鳥越美奈館長や北九州市出身の漫画家萩岩睦美さんらが手掛けた。11月に横浜市であった「図書館総合展」では、図書館キャラクターグランプリの「ウェブ応援賞」部門で、優秀賞を受賞した。

 同館では、キャラクターを題材にした紙芝居を製作中。未就学児から、図書探しに親しめる環境作りに取り組むという。鳥越館長は「キャラクターの住む家をイメージした本棚にするなど、子どもたちが図書館に来てみたくなる環境を考えた。子どもたちがお気に入りの1冊を見つけて、知らないことを知る喜びに気付いてもらえれば」と期待を込めた。

=2017/12/23付 西日本新聞朝刊=

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