福島の高校生「音楽で恩返し」 益城町の仮設団地で演奏会

西日本新聞

 クリスマスイブの24日、福島県南相馬市の県立小高産業技術高の吹奏楽部員が、熊本地震の被災者を励まそうと益城町のテクノ仮設団地を訪れ演奏会を開いた。仮設住宅の住民ら約30人は、手拍子をたたいたり、歌を口ずさんだりしてクリスマスムードを味わった。

 同校は南相馬市小高地区の高校2校が統合し、今年4月に開校した。小高地区は、東京電力福島第1原子力発電所の事故による避難指示が昨年7月に解除された。この日、トナカイの角が付いたカチューシャや赤い帽子などを頭にかぶった生徒たちは、熊本の民謡「五木の子守唄」など6曲を演奏した。

 2日前に誕生日を迎えた仮設団地住民の岡松幸代さん(70)は「遠くから来てくれたことと、上手な演奏に感動して涙が出た。誕生日プレゼントになりました」と喜んだ。草野流華部長(17)は「自分たちも全国からの支援のおかげで元気になれた。熊本の人たちに音楽で恩返しができたらうれしい」と話した。

=2017/12/26付 西日本新聞朝刊=

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