5年ぶり地元で個展 喫茶店も経営、画家・増田信敏さん 来年1月8日から写実画13点展示

西日本新聞 北九州版

 行橋市中央3丁目の画家増田信敏さん(70)が来月8~20日、経営する「画廊・喫茶 マリー」で個展「新作発表展」を開く。昼は喫茶店のマスター、夜は創作活動に励む増田さん。創作活動約50年のうち、多くは東京での作品の発表が中心だったが、今回は5年ぶりに地元での開催だ。

 増田さんは苅田町出身。1965年に京都高(行橋市)を卒業後、上京して画家のアシスタントや料理人をしながら修業し、二科展に入選。24歳のとき、行橋市に拠点を移すと同時に、JR行橋駅東口近くの実家を改装して現在の喫茶店を開いた。手づくりのデミグラスソースを使ったハンバーグステーキやナポリタンが名物の人気店だ。

 一方、作風は日常にある物や花などを描く写実画で、店にも作品が飾られている。ここ数年は東京の画廊のほか、ファンの後押しで、北海道根室市や宮崎県延岡市での個展を開催。関東を中心に九州、東北地方にコレクターがいる。

 今回は「お世話になっている地元の人たちに作品を鑑賞してほしい」との思いで開催に踏み切った。展示作は、主に行橋市名産のイチジクなど果実を描いた作品など13点で、この1年で描いた。創作活動は閉店後、深夜から朝方にかけて行うという増田さんは「研ぎ澄ましたリアリズムの表現を感じてほしい」と呼び掛けている。

 時間は午前11時~午後7時。入場無料。作品に加え、ポストカードや写真の販売も行う。日曜閉店。

=2017/12/28付 西日本新聞朝刊=

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