復元カノン砲“リニューアル” 佐賀城本丸歴史館に設置

西日本新聞

佐賀城本丸歴史館に設置された24ポンドカノン砲 拡大

佐賀城本丸歴史館に設置された24ポンドカノン砲

 日本初の洋式大砲の鋳造に成功した佐賀藩の科学技術を象徴する24ポンドカノン砲の復元品がリニューアルされ、佐賀市城内2丁目の佐賀城本丸歴史館の「鯱(しゃち)の門」近くにお目見えした。

 カノン砲は1977年に復元され、県立博物館や歴史館の玄関横に展示されてきた。明治維新150年を記念して3月から開かれる「肥前さが幕末維新博覧会」を前に、同市の田中鉄工所が昨年9月から新たな台座を製作。さびが目立っていた砲身は、鹿島市で船舶用機械部品の製造などを行う「東亜工機」が無償で研磨した。

 田中鉄工所の田中辰明代表は「台座を作ることができて光栄。門との対比がよく上出来だ」と笑顔を浮かべ、東亜工機の桑原大検査課長は「150年の歴史に関われてうれしい」と満足げな様子。七田忠昭館長は「幕末当時に近い姿になり感慨深い。これを見て佐賀人の活躍に思いをはせてほしい」と話した。

=2018/01/05付 西日本新聞朝刊=

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