夜明け空焦がす「鬼火焚き」 嘉麻市

西日本新聞 筑豊版

 鬼を払って福を呼ぶという伝統行事「鬼火焚(た)き」が7日、嘉麻市熊ケ畑の山田活性化センター近くであった。地元住民や帰省中の家族連れら約200人が燃え上がる炎で暖を取り、無病息災や家内安全を祈った。

 熊ケ畑地区では、戦前から集落ごとに鬼火焚きをしていたが、30年ほど前から1カ所にまとめて実施しているという。午前7時、熊ケ畑小の児童ら11人が13メートルの高さに組み立てた竹のやぐらに点火。炎が周囲を明るく照らした。七草がゆやぜんざいも振る舞われた。

 熊ケ畑出身の男性(71)=北九州市八幡西区=は「炎の熱が元気をくれる。今年も風邪をひかずに頑張りたい」と話した。

=2018/01/08付 西日本新聞朝刊=

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