豪雨被災地で最後の始業式 朝倉市杷木地区 五輪・パラ旗ツアーもスタート

西日本新聞

 福岡県内の多くの小中学校で9日、3学期の始業式があった。九州豪雨から半年が過ぎた被災地、朝倉市杷木地域の4小学校は今春、統合されるため最後の始業式。この日は2020年東京五輪・パラリンピックの旗を県内各地でPRする「フラッグツアー」(東京都など主催)の歓迎イベントも杷木地域であった。

 4校のうち松末(ますえ)と志波(しわ)の2校は校舎が被災し、久喜宮(くぐみや)小内に立つ仮設校舎で学ぶ。松末小の始業式では塚本成光校長が「3学期で松末小144年の歴史に幕が下り、閉校式まで約50日。一日一日を大事に過ごしてください」と呼び掛け。児童全員が3学期の目標を発表し、5年の小林菜月さん(11)は「閉校式までに一人でも多くの地域の人を笑顔にしたい」と誓った。

 フラッグツアー歓迎イベントは久喜宮小であり、3校と杷木小の児童ら約400人が参加。バドミントン元五輪選手の潮田玲子さん(福岡県苅田町出身)とタレントの山口達也さんが登壇し、五輪旗とパラ旗を小川洋知事らに手渡した。

 潮田さんは「東京五輪は(生で)実際に目で見てほしい。そして豪雨被害を受けた朝倉市に頑張ってほしい」と語った。潮田さんが児童らとバドミントンを楽しむ場面もあった。


=2018/01/09付 西日本新聞夕刊=

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