九州平野部でも積雪 長崎7センチ 12日まで大雪 交通機関に遅れも

西日本新聞

 九州北部地方は11日、今季一番の強い寒気が流れ込み、長崎県内などで積雪があったほか、福岡県内でも山間部を中心に雪が積もった。九州自動車道など高速道路の一部が通行止めとなり、高速バスなどの交通機関に影響が出た。12日にかけて断続的に雪が降る見込みで、平地でも大雪になる恐れがあり、福岡管区気象台は注意を呼び掛けている。

 同気象台によると、積雪量は午前10時現在、長崎市7センチ、熊本県南阿蘇村3センチ、佐賀市で1センチ。長崎市内では、斜面地や山間部を走る路線バスが運休。市内の6小中学校も休校した。福岡県内でも福岡市早良区の山間部や飯塚市などで積雪し、築上町上深野の国名勝「旧蔵内邸」も雪に覆われた。

 JR西日本によると、山陽新幹線の三原駅(広島)で午前6時前、雪の影響でポイントが切り替わらなくなるトラブルなどが発生、直通運転する九州新幹線の一部列車にも遅れが出た。JR九州の豊肥線や久大線、長崎線の一部区間で遅れが生じた。

 雪のために、熊本、鹿児島県内の九州道や南九州道の一部区間が通行止めになった影響で、西鉄高速バスは福岡市と鹿児島市、宮崎市を結ぶ便を運休。福岡県内の路線バスも一部区間の運行を見合わせた。福岡市は、市営渡船の姪浜-小呂島間の11日午前の往復便を強風のため欠航した。

 福岡県内では交通事故が相次いだ。同県筑紫野市では路面が凍結した県道17号などで、スリップした乗用車による接触事故などが10件発生。同県那珂川町では10日夕から11日朝にかけて3件発生し、1人が軽傷を負った。飯塚、田川、直方、嘉麻の筑豊4署管内では計数十件起きた。

 同日朝の県内各地の最低気温は、福岡市1・7度▽北九州市0・3度▽久留米市氷点下0・7度▽飯塚市同1・4度。12日朝にかけて県内の山間部で15センチ、平地で5センチの積雪の恐れがあるという。

=2018/01/11付 西日本新聞夕刊=

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