スーパー高2長崎・広中選手4区で区間新 都道府県女子駅伝 実業団選手ら7人抜き

西日本新聞

 14日に京都市で行われた全国都道府県対抗女子駅伝で、長崎県チームの4区(4キロ)を走った広中璃梨佳(りりか)選手(17)=長崎商高2年=が、区間記録を8秒更新する12分32秒の新記録を樹立。中学時代から3年連続の区間賞(一昨年は3区、昨年は4区)を獲得した。

 トップと28秒差の8位でたすきを受け「自分を信じてトップに立つつもりで走った」。力強いストライドを終盤まで見せ、2人の実業団選手を含む計7人を抜いて2位の大阪に19秒差のトップに。3位に入った長崎県チームに大きく貢献した。

 昨年は4区で11人抜きをしたが区間記録に7秒届かず「今年は区間記録を狙った」と藤永佳子監督(諫早高教)に同じ区間を志願。新記録にも「うれしいが、目標タイムは12分30秒でした」と満足はしていない。

 小学校時代に母の奈利子さんと一緒にジョギングをするようになり、長崎県大村市の桜が原中から本格的に陸上を始めた。「前しか見えないから自分の世界に入れる。気合が入る」と中学時代からレースでは青い帽子をかぶる。中学3年時に全国大会に出場した広中選手は、県内の強豪諫早高ではなく「強い学校を倒して都大路に行きたい」と長崎商高に進学。全国高校駅伝の出場はまだなく、昨年12月に同大会を見に行き「自分も全国の強い選手と争いたい」と気持ちを高めた。

 諫早高3年時に1万メートルで世界選手権に出場した藤永監督は「狙ったレースへの集中力が高い」とたたえる。成長次第で2年後の東京五輪も視野に入る逸材。広中選手は「今年はトラックでもしっかり自分の走りをしたい。日の丸も、これから考えていきたい」と意気込んだ。

=2018/01/15付 西日本新聞朝刊=

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