熊本市、抜き打ち防災訓練 安否確認など改善、入力ミスも 大西市長「問題点あぶり出す」

西日本新聞

 阪神大震災23年を前にした16日、熊本地震で被災した熊本市は大規模災害を想定した職員の安否確認と参集の訓練を行った。熊本地震の際、初動が遅れた反省から、抜き打ちで実施。対象職員のうち、訓練開始から1時間以内で82%の安否確認ができ、60%が参集するなど昨年より改善した一方、負傷者情報の入力ミスなど課題も浮かんだ。

 午前6時に熊本地方を震源とする震度6強の地震が発生したと想定。対象職員5068人のうち、4184人の安否を1時間以内に確認し、その割合は昨年より23ポイント上がった。参集対象の課長級以上437人のうち、1時間以内に市役所など指定場所に到着したのは265人で、参集率は昨年より23ポイントアップした。

 区役所の担当者が職員の安否情報入力を誤り、災害対策本部が一時混乱する場面もあった。大西一史市長は「訓練でエラーが出ることが大事。問題点をあぶり出し、最も良い状態に近づく努力をしなければならない」と強調した。

=2018/01/17付 西日本新聞朝刊=

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