タイ総領事館 福岡開設決定 国内2カ所目10月にも

西日本新聞

 【バンコク浜田耕治】タイ政府は16日の閣議で、福岡市に総領事館を開設することを決定した。九州・中国地方と経済、文化両面での結び付きを強め、災害時のタイ人保護などに迅速に対応するのが狙い。早ければ10月の開設を目指す。

 タイは東京都に大使館がある。総領事館は大阪市に続いて2カ所目となる。

 タイに進出した日系企業は5千社を超え、九州・山口の進出企業も2016年時点で59社と増加傾向にある。総領事館開設でビザ取得手続きが容易になり、交流が活発化しそうだ。

 関係者によると、福岡の総領事館は九州・沖縄と中国地方を管轄。タイへの投資拡大や観光客誘致を促すほか、文化交流を進めるとみられる。開設時期は未定だが、タイ側は10月にも開設したい意向という。

 タイ政府は福岡市内で運営していた貿易と観光の出先事務所を16年、相次ぎ閉鎖した。このため福岡県は独自の自治体外交を展開。友好提携を結ぶバンコク都議会の人脈を活用し、ソムキット副首相らに総領事館開設を働き掛けていた。

 福岡県の小川洋知事は「総領事館設置決定を弾みとして交流をより一層深める」とコメントを出した。

=2018/01/17付 西日本新聞朝刊=

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