救急出動最多2万5741件 火災死者全て65歳以上 昨年の長崎市消防局管内

西日本新聞

 長崎市と時津、長与両町を管轄する長崎市消防局は、昨年1年間の火災や救急、救助に関する概況を発表した。救急出動件数は2万5741件(前年比940件増)で、過去最多を更新した。

 病院に救急搬送されたのは2万3210人で、前年比888人増。このうち入院不要だった軽症傷病者が34・3%を占め「子どもの爪を切っていて深爪してしまった」など不要不急の出動要請もあったという。全体の65%が65歳以上だった。市消防局は「突然胸が痛んだり、激しい頭痛が襲ったりした場合に救急車を利用してほしい」と呼び掛けている。

 火災の発生件数は前年より27件少ない104件で、建物火災が64・4%を占めた。長崎市内に限ると89件で、今の管轄区域になった2006年以降、最も少なかった。市消防局は住宅用火災警報器や火を使わないIH調理器の普及が要因とみている。火災による死者は前年比3人増の9人で、全員が65歳以上だった。

 出火原因は電気器具・配線、放火(疑いを含む)、たき火がそれぞれ14件で上位を占めた。市消防局は「3月までは空気が乾燥し、火災が多いシーズン。火の取り扱いは注意してほしい」としている。

=2018/01/19付 西日本新聞朝刊=

長崎県の天気予報

PR

長崎 アクセスランキング

PR

注目のテーマ