小倉城天守閣28年ぶり改装 19年再建60周年 広場に武蔵、小次郎の像

西日本新聞

 北九州市は、来年の小倉城(小倉北区)の天守閣再建60周年を記念し、2018年度に天守閣の展示を大規模リニューアルし、天守閣南側に飲食・物販施設「しろテラス」を整備する。展示の改装は28年ぶり。外国人観光客の増加などで16年度の小倉城の入場者は49年ぶりに18万人を突破しており、市は「歴史・文化資源に磨きを掛け、さらに観光客を増やしたい」としている。

 計画では、1階に幅6メートル、高さ2・5メートルの大型スクリーンを設け、築城や幕末の天守閣炎上などの様子を最新の映像技術で紹介する。城下の街並みも再現し、流鏑馬(やぶさめ)や小倉織の体験コーナーを設ける。1~5階を結ぶエレベーターも新設。5階の展望スペースは国際会議のパーティーにも使えるようにする。城周辺のライトアップも行う。今夏から来年3月まで休館して改装。事業費は数億円の見込み。

 飲食・物販施設は床面積282平方メートルで、約2億5千万円かけ、飲食ができるラウンジや土産の販売施設などを設ける。

 天守閣前広場には、小倉ゆかりの剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎のモニュメントも設置。武蔵は江戸時代初頭、小倉藩への仕官を求めて藩の剣術指南役だった小次郎に挑み、巌流島で決闘したとされる。国内外で知名度が高い2人のモニュメントで集客力アップを図る狙いで、今月末までデザイン画を公募している。市は大賞作品を基に18年度中に整備する。

 大賞作品は賞金30万円。

=2018/01/20付 西日本新聞朝刊=

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