4年連続、技能検定全員合格 日田林工3年生「伝統守れた」

西日本新聞

 県立日田林工高(日田市)機械科の3年生全40人が、国家資格の技能検定3級「機械保全(機械系保全作業)」に合格した。同科は2014年度から毎年、同職種などで全員合格を続けており、「誇れる伝統を今年も守ることができた」と、4年連続の快挙を喜んでいる。

 同科では、技術力のアップで就職活動にも生かせ、生徒たちの自信にもつながるとして、毎年「機械保全」の機械系保全作業、「機械検査」の機械検査作業、「機械加工」のマシニングセンタ作業の各3級検定に1年生の時から挑戦。14年度の3年生は「機械検査」、15年度は「機械検査」と「機械保全」、16年度は「機械検査」で全員合格している。

 本年度の3年生全員が合格した「機械保全」は、機械に使うオイルを選んだり、工具の種類や名称を答えたりする内容。同科主任の木下貴紀教諭と担任の津軽啓二教諭、副担任の上田伸幸実習教諭の指導を受け、生徒たちは放課後などに問題を出し合ったり、教え合ったりして、互いを高めてきたという。

 同科の40人のうち33人は三つの資格すべてに合格。その一人で「機械保全」は2級も取得している河野圭汰さん(18)は「伝統を絶やしてはいけないとのみんなの思いがあったので頑張れた」。卒業後は福岡県内の自動車メーカーへの就職が決まっており、「資格取得が就職でもアピールできた。日本の自動車産業を支える人になりたい」と力強く語る。

 木下教諭は「生徒の努力と、正副担任を中心とした職員のチームワークのたまもの。生徒たちは進学へ、就職へと進路はさまざまだが、勉強する習慣とともに、挑戦する気持ちをいつまでも忘れないでほしい」とエールを送っていた。

=2018/01/22付 西日本新聞朝刊=

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