勤務中の禁煙スタート 福岡市、庁舎内全面禁止に

 福岡市は1日から、市役所本庁舎や北別館を屋内全面禁煙にした。これに併せ市職員は、昼休みや残業時の休憩時間を除き、勤務時間中の喫煙が禁止になった。本庁舎の屋上に設けられた喫煙所は昼休みに入ると愛煙家の職員であふれ、黙って紫煙をくゆらせる姿が見られた。

 受動喫煙防止対策の一環。本庁舎内にあった6カ所の喫煙スペースは前夜に廃止され、灰皿も撤去された。代わりに本庁舎の屋上と敷地内の計4カ所に喫煙スペースが設けられた。7区役所も全て屋内禁煙となった。

 禁煙初日の昼休み。本庁舎の屋上では約5平方メートルの狭い喫煙スペースで約15人が一服し、数人の順番待ちの列ができていた。ある男性職員は「吸えなくてつらかったけど、何とか昼休みまで我慢できた」。これを機に禁煙を始めた職員もいるという。

 職員の勤務時間中の禁煙は全国20政令市のうち大阪、堺、神戸3市のみ(昨年3月時点)。福岡県内では屋内禁煙の自治体は多いが「勤務時間内の禁煙はほかに聞いたことがない」(県健康増進課)という。

=2018/02/02付 西日本新聞朝刊=

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