鋤田正義さん故郷で初個展 直方出身の国際的な写真家 谷尾美術館で4月3日から 地元有志の実行委企画

西日本新聞 筑豊版

JR直方駅前の「大関魁皇像」と鋤田正義さん=河野一太さん撮影 拡大

JR直方駅前の「大関魁皇像」と鋤田正義さん=河野一太さん撮影

鋤田正義さんが撮影したデビッド・ボウイ(c)sukita 「鋤田正義写真展」に向けて準備を進める実行委員会のメンバー

 英国出身のロック歌手で2016年に死去したデビッド・ボウイら世界的なミュージシャンなどを撮り続け、国際的な評価も高い直方市出身の写真家、鋤田(すきた)正義さん(79)の写真展が4月3日から、故郷の直方で初めて開かれる。「地元の人たちに鋤田さんの活動を知ってほしい」と地元の有志らでつくる実行委員会のメンバーが準備を進めている。

 鋤田さんは、直方市古町商店街の一角に生まれ、直方高を卒業。大阪の写真専門学校や広告代理店を経て上京。約40年間に及んだデビッド・ボウイをはじめ、国内外のミュージシャンらを撮影、広告や映画など幅広い分野で活躍してきた。

 写真は直方にいた10代から撮り始め、「祭りの日の母親を撮った写真が原点」という。しかし、これまで地元で展示の機会はなかった。「生まれ故郷で写真展をしたい」という鋤田さんの思いを聞いた河野一太さん(55)らが昨年1月ごろから動き始め、30~50代のメンバー約10人で「鋤田正義おかえり実行委員会」を結成。毎週1回程度集まり、開催に向け話し合いを続けている。

 今回の写真展では、デビッド・ボウイのほか、鋤田さんが写真を撮り始めた頃の直方の風景なども多く展示したいという。会期中、直方高の開校記念日に合わせた鋤田さんの講演会(4月24日)、ユメニティのおがたでのロックバンド「シーナ&ロケッツ」の鮎川誠さんとのトークライブ(同29日)も予定されている。

 実行委員会代表の河野さんは「地元でも鋤田さんのことを知らない人が多い。これを機会にその存在を知ってほしいし、若い人たちにも見てもらいたい」と話している。写真展は、5月20日まで、直方谷尾美術館で開催。入場料は一般400円、高大生200円、中学生以下無料。

=2018/02/17付 西日本新聞朝刊=

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