東海大福岡短大で最後の卒業式 前身教養部から52年の歴史に幕

西日本新聞

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懐かしい学舎に別れを告げる東海大福岡短大の最後の卒業生たち

 3月末の閉学が決まっている東海大福岡短大(宗像市田久)で17日、最後の卒業式と閉学式が行われた。前身の東海大工学部福岡教養部時代から通算52年に及ぶ歴史に幕を下ろした。

 同短大は1990(平成2)年、情報処理と国際文化の2学科で開学。学生や教職員たちは地域活動にも積極的に参加して住民に親しまれ、28年間で4731人が巣立った。短大進学者の減少に伴い2015年に閉学方針を発表し、本年度は2年生のみ60人が残って勉学を続けてきた。

 式では卒業生一人一人に学位が授与され、保護者や教職員、OBらが温かい拍手を送った。神山高行学長が「母校がなくなるのは寂しく切ないが、共に分かち合った日々は皆さんの胸に刻まれる」と語りかけ、同窓会と学生代表が慣れ親しんだ校旗を返納した。

 4月からシステムエンジニアとして社会に出る新田あかねさん(20)は「これをやりたいという職業に出会えたのは短大のおかげ。感謝でいっぱいです」と笑顔で学舎を後にした。

=2018/02/18付 西日本新聞朝刊=

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