大川に20年に薬学部 国際医療福祉大 市と新設協定

西日本新聞 筑後版

協定書を持つ倉重良一市長(右)と大友邦学長 拡大

協定書を持つ倉重良一市長(右)と大友邦学長

 国際医療福祉大は20日、大川市榎津の大川キャンパスに2020年4月、6年制の薬学部を新設すると発表した。同日、市と設置に関する基本協定を締結。市の補助金や、無償提供される閉校予定の中学校を施設用地として活用する。

 同大によると、薬学部がある大学は福岡市に集積。県内では薬剤師が不足しており、特に大川市を含む県南地区の病院や薬局で顕著という。市が設置を要望していた。

 大川キャンパスに5階建ての薬学部棟と講堂棟を新設。20年3月に閉校予定で、キャンパスから約1・5キロ離れた大川南中跡にグラウンドや駐車場などを整備する。総事業費は約40億円で、5億円を上限に市が補助する。19年、文部科学省に設置認可を申請予定。

 市役所で記者会見した倉重良一市長は「6年間、学生が大川に住むことでまちの活性化につながる」と期待。大友邦学長は「優秀な学生を確保し、国際的に活躍できる人材を育てたい」と述べた。

 1995年に開学した同大は、大川市のほか福岡市、栃木県大田原市、神奈川県小田原市、千葉県成田市にキャンパスがある。薬学部設置は大田原市キャンパスに次いで2カ所目。

=2018/02/21付 西日本新聞朝刊=