議場へ乳児連れ入場認めず 自民市議団が会議規則改正案 熊本市議会

西日本新聞

 熊本市議の緒方夕佳氏(42)が昨年11月、生後7カ月の長男と議場に入り本会議の開会が遅れたことを受け、自民党市議団は21日の議会運営委員会で、会議中は議員以外の議場への入場を制限する市議会会議規則の改正案を示した。3月9日の議運で各会派の意見を聞き、提案時期などを検討する。緒方氏は「非常に残念」と反発した。

 改正案は、会議中に議場に入ることができる者を(1)議員(2)地方自治法の規定により議長から出席を求められた者(3)議長が特に必要と認める者-とした。沢田昌作議長は昨年11月、緒方氏と議場に入った長男を傍聴人とみなし、傍聴人の入場を禁じた傍聴規則に違反するとして同席を認めなかった。改正案は、子ども連れでの入場できないことを明示した格好。

 緒方氏は「市民の代弁者として子育て中の議員も存分に議員活動ができる環境をつくる必要があるのに、改正によってさらに両立しにくくなる」と話した。

 緒方氏は同日、沢田議長らに議場での授乳を認めることなど子育てと議員活動の両立支援を求める要望書を提出した。子育て中の議員の環境整備などを討議する専門委員会の設置のほか、傍聴人や市職員、議員などが利用できる託児所を議会棟内に設けることも提案した。

=2018/02/22付 西日本新聞朝刊=

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