「鹿児島県民の日」制定へ ヨウ素剤配布は5月から

西日本新聞

 鹿児島県議会定例会は22日、代表質問があり、三反園訓(みたぞのさとし)知事は明治維新150年の今年中に「県民の日」を制定する考えを示した。また九州電力川内原発(薩摩川内市)5~30キロ圏で、障害者や高齢者の住民を対象にした安定ヨウ素剤の事前配布を5月から始めることも明らかにした。

 知事は自民党の質問に「県民の日は鹿児島の歴史や文化を見つめ直し、郷土への親しみや愛着を深める良い機会と思う」と述べ、5月に制定検討委員会を設けるとしたが、具体的なことは「これから議論する」との答弁にとどめた。

 原発事故時に甲状腺がんを防ぐために服用する安定ヨウ素剤の配布は、新たに対象とする5~30キロ圏の全世帯にパンフを配るなどして、服用方法の説明を受けた障害者や高齢者で希望する人に配布するという。

 一方、県が建て替えを目指す新総合体育館を巡って知事は、新年度に基本構想を策定するとし「整備予定地をはじめ施設の規模や構成、大まかなスケジュールはこの構想で示したい」と述べ、明言を避けた。奄美大島など県内の離島に漂着した油状物質の回収量は約90トンに上ると説明した。

=2018/02/23付 西日本新聞朝刊=

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