「愛とロックンロールに満ちたドラマ」 NHK「You May Dream」、3月2日放送

西日本新聞

シーナ&ロケッツに福山翔大(左)が加わり、石橋静河(中央)が「YouMayDream」を熱唱し、イベントのフィナーレを飾った 拡大

シーナ&ロケッツに福山翔大(左)が加わり、石橋静河(中央)が「YouMayDream」を熱唱し、イベントのフィナーレを飾った

シーナ&ロケッツの鮎川誠が感激

 福岡が生んだロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカルで3年前に亡くなったシーナと、ギターの鮎川誠の青春時代を描いたNHKドラマ「You May Dream」の放送を前に、完成記念イベントが福岡市で行われた。いち早くドラマのダイジェスト版を見た鮎川は「何度、目が潤んだことか。シナロケの愛とロックンロールに満ちたドラマになった」と感激していた。

 ドラマは音楽好きのシーナが父親と衝突し、家出して鮎川と出会い、自分の居場所を見つけていく成長物語。シーナの高校時代の1960年代半ばから、78年のメジャーデビュー、翌年の福岡凱旋(がいせん)ライブまでを描き、最後に生前のシーナの映像も出てくる。

 石橋静河(しずか)、福山翔大(しょうだい)のダブル主演。2人のみずみずしい演技を支えるのが松重豊だ。福岡出身の松重は高校時代、シナロケのライブを見に行っていたファンという。鮎川は、松重が演じるシーナの父から後押しされて東京へ出て行く決心をしたと言い、「そっくりでドキッとした。間の取り方といい素晴らしいお父さんを演じてもらった」と喜ぶ。

 石橋の父でARBのボーカル、石橋凌(りょう)と鮎川は同じ福岡県久留米市出身。共に70、80年代のロックシーンで活躍した縁があり、「静河ちゃんは久留米の血が流れとるし、いろんな人のつながりがあってありがたい限り」と感慨深く語った。自身を演じた福山には「翔大のギターの音を聞いたとき短期間の練習ですごいと思った」とねぎらった。

 ドラマは、鮎川がシーナの思い出を語った「シーナの夢」(西日本新聞社刊)から着想を得て福岡放送局が制作。九州・沖縄地区で3月2日午後7時半から放送する。

=2018/02/26付 西日本新聞夕刊(娯楽面)=

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