淡窓のすずりや掛け軸紹介 日田市・咸宜園センターで新収蔵品展

西日本新聞

 江戸時代の儒学者広瀬淡窓が開いた私塾「咸宜園(かんぎえん)」の開塾200年だった2017年に、日田市へ寄贈された咸宜園関連資料を紹介する「新収蔵品展」が、同市淡窓の咸宜園教育研究センターで開かれている。無料。3月末まで。

 同市の前教育長合原多賀雄さんや、代々医業を家業とし、咸宜園でも学んだ行徳家の子孫=福岡県久留米市在住=ら計3人から寄贈された資料を中心に22件を展示。合原さんの寄贈品では、淡窓が愛用したと伝わるすずり(縦22・8センチ、横13センチ)をはじめ、淡窓の代表的な漢詩「休道の詩」の掛け軸などを紹介している。

 行徳家の子孫の寄贈品では江戸後期の物とみられる漆塗りの「薬箱」が目を引く。箱に並んだガラスの小瓶には調合する薬が残り、当時をしのばせる。同センターは「新しく市の財産となった資料を、多くの市民や観光客に知ってほしい」と来場を呼び掛ける。

 期間中は毎日開館。時間は午前9時~午後5時。

=2018/02/27付 西日本新聞朝刊=

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