ミャンマーの子らに運動会を 西南女学院大の学生24人が準備 教育環境整わない現地に「笑顔を」 7日開催、文具配布も

西日本新聞 北九州版

文具などの仕分け作業をする「ミャンマーのこどもたちに運動会を!」の学生たち 拡大

文具などの仕分け作業をする「ミャンマーのこどもたちに運動会を!」の学生たち

 教育環境が十分に整っていないミャンマーの小学生に日本の運動会を体験してもらおうと、西南女学院大(小倉北区井堀1丁目)の学生24人が7日の現地開催へ向け、準備に奔走している。ミャンマーの小学校では、文具やノートが十分にそろわず、体育の授業もないところが多いといい、メンバーは「現地の子どもたちに笑顔を届けたい」と意気込んでいる。

 運動会は、ミャンマー最大の都市ヤンゴン近郊の小学校「サトゥパン・パラヒタ・モナスティックセンター」で実施する。雨期に川が氾濫する影響で、校庭には石が転がり、雑草が生い茂っている。教科書は使い回しで、児童約200人にはノートや鉛筆も十分に行き届いていないという。運動会ではむかで競走やリレー、棒引きなどを体験してもらう。

 取り組みは、2014年に始まり3回目。社会貢献の楽しさを体感してもらおうと、同大人文学部の木沢誠名(まさな)准教授(観光事業論)が賛同する同学部の学生を募り、有志の団体「ミャンマーのこどもたちに運動会を!」を立ち上げた。木沢准教授は航空会社や旅行代理店での勤務経験があり、運動会開催について現地との渉外を担当。運動会の運営を学生が担う。学生たちは4回の全体会議を通して、当日のプログラムを作成した。

 費用は旅費に加え、運動会の備品代や校庭の整備費用などを含め、1人当たり約16万円。また、現地の小学校に文具などを届けようと、メンバーは市内外を駆け回って小中高校8校や地元の「サンキュードラッグ」から、文具やノートなど段ボール22箱分の寄付も集めた。

 リーダーの3年河村裕子さん(21)は「多くの寄付もいただいた。4日の出発までに、準備を整えたい」と話している。

=2018/03/01付 西日本新聞朝刊=

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