大杉漣さん写真で追悼 門司の松永文庫に展示コーナー 撮影で訪問「熱心さに感激」

西日本新聞 北九州版

 2月に急逝した俳優の大杉漣さんを追悼する展示コーナーが2日、門司区の映画資料室「松永文庫」に登場した。大杉さんは最後の主演映画となった「グッバイエレジー」(2017年)の撮影で北九州市を訪れた際、同文庫にも立ち寄り、室長の松永武さん(82)と映画談議に花を咲かせた。同作撮影時の写真約30点を展示している。

 大杉さんはグッバイエレジーで、故郷の北九州で親友の足跡をたどる映画監督を演じた。松永さんの説明を聞きながら同文庫を見学するシーンもあり、16年8月に撮影。終わると、2人は大杉さんの出演作や文庫の所蔵資料について語り合ったという。

 大杉さんは同文庫への色紙に「あるがままに」と書いた。「男はつらいよ」シリーズで知られる俳優、笠智衆さん(1904~93)の著作名から取ったという。松永さんは「勉強熱心な姿勢に感激した。映画を勉強する者として、長くお付き合いしたかった」と残念がった。

 コーナーは当面、設置する。見学無料。

=2018/03/03付 西日本新聞朝刊=

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