北九州に初のワイン醸造所が開所 若松産メルロー仕込む

西日本新聞

 国家戦略特区の「ワイン特区」に指定されている北九州市に3日、初のワイン醸造所が開所した。

 取り組むのは、同市若松区のワタリセ自然農場。改装した農作業小屋は、酒造タンクを備えたワイナリーに。愛好家ら約30人が参加した仕込みでは、約600キロの若松産メルロー(ブドウの品種)の実をもいで、発酵用容器に入れた=写真。

 北九州の地ではかつて、小倉藩がワイン醸造を手掛けたと伝わる。洞海湾に臨む若松区では年末、若戸大橋が無料化される。農場の藤田佳三さん(38)は「北九州に人を呼び込み、懸け橋になるようなワインに育てたい」と意欲満々。

=2018/03/04付 西日本新聞朝刊=