「くま川下り」直営飲食店が閉店へ 債務超過、22年度解消目指す 人吉市

西日本新聞

 人吉市の第三セクター「くま川下り」は23日、事業再生計画を公表した。発船場に併設する直営飲食店「くまがわマルシェ」を5月に閉店して新テナントを誘致するほか、休止している「急流下り」の再開を検討するなど、安定収入をもたらす事業開拓に取り組み、2022年度の債務超過解消を目指す。

 人吉市議会全員協議会で、中村良幸社長らが報告した。今年3月からの5カ年計画とし、1年目の川下り集客目標を3万2600人に設定。3年目以降は、3万8千人を目指す。経営改善の具体策として、遊休不動産の有効活用▽IT活用による業務効率化▽船頭や船大工の新規採用や川下り船の新造-なども挙げた。

 同社は、10年度から7期連続の赤字となり、15年度には債務超過に陥った。熊本地震の影響で落ち込んだ乗船客は持ち直しているが、実質債務超過は約5200万円に膨らんでいる。

 中村社長は「従業員力を合わせ、一歩一歩着実に進めていきたい」と話した。

=2018/03/24付 西日本新聞朝刊=

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