「九州を物流拠点に」 西日本政経懇話会 寺島実郎氏が講演

西日本新聞

 西日本政経懇話会の合同例会が26日、福岡市博多区のホテル日航福岡で開かれ、一般財団法人日本総合研究所会長の寺島実郎氏が「世界の構造変化と日本の針路」と題して講演した。

 寺島氏は、日本の対貿易相手国の変遷を紹介し「香港やシンガポールなど『大中華圏』のマーケティングが必要。アジアに近い北九州港や博多港は物流の戦略的拠点になる」と語った。

 外交面では、日本政府が核兵器禁止条約への署名を拒否したことに言及。「東南アジア諸国は、日本を成熟した民主国家として期待している。非核化の先頭に立つべきだ」と主張した。

 高齢社会にどう立ち向かうかについても触れ「1次産業に恵まれた九州は高齢者が定年退職後も働きやすい環境にあるが、東京周辺では難しい。高齢者の社会参画は、これからの日本のテーマとなる」と締めくくった。

=2018/03/27付 西日本新聞朝刊=

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