言葉や発達、悩む子支えたい 言語聴覚士・相本さん 「コトノハ。」飯塚市に4月開所

西日本新聞 筑豊版

「コトノハ。」を開所する相本ゆかりさん。カードを使い言語訓練などを行う 拡大

「コトノハ。」を開所する相本ゆかりさん。カードを使い言語訓練などを行う

 言語聴覚士で発達障害にも詳しい相本ゆかりさん(39)が4月、言葉やコミュニケーションが得意ではない子どもたちの言語訓練や発達相談などを行う「コトノハ。」を飯塚市太郎丸の自宅の一室に開所する。相本さんは「筑豊で小児専門の言語聴覚士は少ない。相談する場がなく、困っている子どもや親を支えたい」と話している。

 相本さんは福岡市出身。大学卒業後、介護用品の会社に就職したが、「子どもの役に立ちたい」という夢をかなえるため、2008年に言語聴覚士の資格を習得。求人があった徳島県の病院で働く傍ら、発達障害の一つで対人関係の構築などが困難な「自閉症スペクトラム」を学び、学会が発行する認定資格も取った。

 11年に福岡に戻り、福岡市のクリニックで小児言語リハビリ部門の創設に関わり、その後、結婚を機に飯塚市へ。市内の病院でも子どもたちの言語リハビリに携わったが、「もっと地域や生活に密着した活動をしたい」と、昨年12月に病院を辞めた。

 「言葉(ことば)」を柔らかく表現した「コトノハ。」では、言葉や発達に関する相談を受け付ける。障害や病気などで、言葉の遅れやコミュニケーションに支障を来している子どもを対象に、動物や楽器などのイラストを描いたカードを使い、言語訓練を行う「言葉の教室」や、放課後に障害のある子どもを預かるデイサービスでの助言、指導にも取り組む。

 平日午前10時~午後5時。言葉の教室は、月1回が3500円(1時間)、月2回が7千円(各回1時間)。相談は初回5千円(1時間半)、継続4千円(1時間)。メールで申し込む。アドレスはkotonoha.st@gmail.com

=2018/03/28付 西日本新聞朝刊=

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