英検「共通テスト」対応で検定料が割高に 最高1万6500円 「1日完結」の新方式

西日本新聞

 2020年度に始まる「大学入学共通テスト」の英語で民間検定試験の一つとして活用されることになった英検(実用英語技能検定)。しかし、試験方法は現行とは異なる。従来は筆記とリスニング試験の合格後に2次の面接試験を受ける方式だが、大学入試センターの要求基準に応えて1日で全ての試験が完結するなどの新方式を取り入れる。検定料も割高になる。

 英検を実施する日本英語検定協会(東京)によると、従来方式では「1回の試験で4技能を全て評価する」との共通テストの認定要件を満たさない。このため、筆記・リスニングの合否にかかわらず面接や録音式の口頭試験を受けられる「1日完結型」など共通テスト対応の3方式を新設し、認定された。通常の検定は従来の方式で続け、新方式は今年8月から来年にかけて始める。

 英検は従来、全国約400の本会場のほか、学校単位など約1万7千の準会場で実施してきた。新方式は離島などを除いて準会場では実施しないが、本会場は増やす計画という。

 会場費や録音機器などの費用が増えるため、検定料は級によって1万6500~5800円と従来型(8400~3800円)より高くなる。同協会の板津敏総務課長は「受験生の経済的負担がなるべくかからないよう、負担軽減策を検討している」と話す。

=2018/04/01付 西日本新聞朝刊=

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