佐賀競馬がイブニングレース開催へ 本年度3割増収見込む 賞金増額や施設改修も継続

西日本新聞

 佐賀競馬組合(鳥栖市)は3月29日、定例議会を開き、2018年度当初予算案を承認した。本年度の競馬開催の日数を前年度より8日増やし110日にするほか、中央競馬終了後の時間帯にイブニングレースとして1~3レース行う。収益事業収入は前年度より33・2%増の237億9300万円を見込んでいる。

 同組合は日本中央競馬会(JRA)などのシステムを利用して、スマートフォンなどで簡単にインターネット投票ができるようになったため、12年度以降、売り上げが拡大。17年度は新たに南関東4場の発売システム「SPAT4」でも投票できるようになり、一層の増収が期待できる。

 中央競馬の開催後にレースを行えば収益が増えるため、17年度に約5億円をかけて走路に照明を設置。18年度は年間を通じて午後6時10分ごろまで発走を計画している。

 一方、ネット投票の増加で全国の競馬場間競争が激しくなっているため、レース自体の魅力向上策として賞金を増額して有力馬の出走を促進。広告やさがけいば祭りなどイベント経費も前年度比32・3%増の2億358万円を計上した。

 18年度は現在進めているスタンド棟の耐震改修を終え、新たに防災用施設・設備や厩舎(きゅうしゃ)などの改修工事に着手する。前年度に再開した県や鳥栖市への分配金は見込めないという。

=2018/04/04付 西日本新聞朝刊=

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