佐賀の芝生コートで日本初開催 ウィンブルドンのジュニア大会予選 23日から

西日本新聞

 テニスの聖地・英国ウィンブルドンであるジュニア国際大会の予選会が23日から、日本国内では初めて佐賀市金立町の「グラスコート佐賀テニスクラブ」で開かれる。誘致を進めてきた同クラブは「佐賀のコートから夢の舞台に立つことができる」と喜んでいる。

 大会は世界5カ国・地域から14歳以下の選手が出場する「Road to Wimbledon」。ウィンブルドン選手権を主催する英国のクラブが2002年から開催。14年からアジアでも予選会を始め、現在はインド、中国、香港で開かれている。

 グラスコート佐賀は1975年、前オーナーの故緒方勝徳さんが「ウィンブルドン九州」の名で創設。クラブとしては国内で唯一、ウィンブルドンと同じ天然芝コートを備える。英国のクラブと長年交流を続け、2004年にジュニア選手を育成する「夢はウィンブルドンへ」実行委員会を結成。15年から予選会の誘致に取り組んできた。

 アジアジュニア大会など国際大会の開催実績を重ね、遠征費用や日程の調整がついた17年夏に誘致が決まった。23~28日にある予選会には実行委が書類選考した男女各16人が出場。上位2人ずつが8月にウィンブルドンである本戦に招待される。

 勝徳さんの孫でグラスコート佐賀の統括・海外担当部門マネジャー緒方貴之さん(46)は「祖父はウィンブルドンに憧れてクラブをつくった。これを機に日本の子どもたちが世界へ羽ばたいてほしい」と話した。

=2018/04/05付 西日本新聞朝刊=

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