遊具のない保育園が開園 市内最大3300平方メートルの敷地に築山だけ 春日市

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 春日市小倉東に今月、一風変わった保育園が開園した。「春日どろんこ保育園」(認可保育所)。敷地面積は約3300平方メートルで市内最大。園庭に滑り台やジャングルジムといった遊具はなく、代わりに築山で文字通り、はだしでどろんこになって遊ばせながら、保育することを目指している。

 運営は社会福祉法人「どろんこ会」(東京・渋谷区)。関東を中心に全国で61の認可保育所を運営しており、春日どろんこは九州で初めての保育園だ。

 各地で待機児童が問題になる中、法人側は数年前から福岡都市圏での開園を検討。適当な土地が見つかったため2016年、市に開園を申し入れた。ちょうど市側も保育ニーズの増加が見込まれた時期で、双方の思惑が合致した。定員150人で、保育料は市内の認可施設と同じ。市外法人による保育園の開設は市内では初のケースという。

 北原由美施設長によると、子どもたちが滑り台などの遊具を望めば、職員も一緒に手作りする。「自然の山で遊ぶイメージです」。園庭と、園舎内の子育て支援室「ちきんえっぐ」は地域にも開放。原則、日曜日以外の午前9時半~午後4時半に、事前の申し込みなしで公園のように利用できる。7日に現地で関係者を招いて内覧会とセレモニーが開かれる。

=2018/04/06付 西日本新聞朝刊=

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