火災から再建 稚児行列に涙 鳥栖市・正行寺 住職「新たなスタート」

西日本新聞

 本堂火災から丸4年を迎えた鳥栖市水屋町の浄土真宗本願寺派正行寺で1日、18年ぶりに稚児行列があった。大石文明住職(59)は「最高の日和に恵まれ感無量。新たなスタート」と目を潤ませた。

 稚児行列は「田代組(そ)巡番大法要」と呼ばれる旧田代領(鳥栖市東部と基山町)にある浄土真宗16の寺が交代で執り行う行事の一環。正行寺は2016年の予定だったが再建中だったため、2年遅れで実施した。

 門徒総代会長の松隈貞美さん(81)と大石住職を先頭に、烏帽子(えぼし)や冠をかぶった稚児装束姿の0歳児から小学生までの男女37人と、その親類ら総勢約150人が参加。雅楽が流れ沿道の住民が見守る中、ゆっくりと練り歩いた。

 正行寺は14年3月31日、庫裏から出火。1899年建立の本堂をはじめ倉庫、門徒会館など約500平方メートルを全焼した。門徒が寄付を集め、2016年11月に再建した。

=2018/04/07付 西日本新聞朝刊=

佐賀県の天気予報

PR

佐賀 アクセスランキング

PR

注目のテーマ