公害克服の歩みを映像に 北九州市環境ミュージアム開館15周年記念 自然エネの取り組みも

西日本新聞 北九州版

 北九州市八幡東区東田の市環境ミュージアムは開館15周年を記念し、環境学習映像「世界の環境首都をめざす 北九州市」と、公害記録映画を編集した「青空がほしい概要版」を制作した。視聴希望者は施設内のドームシアターで観覧できる(無料)。

 同ミュージアムは2001年に行われた「北九州博覧祭」のパビリオンを利用して造られ、02年4月にオープン。環境学習、環境情報、環境活動の三つの機能を備えた「環境学習施設」として昨年、15周年を迎えた。

 市環境学習課と同ミュージアムによると、「世界の環境首都をめざす 北九州市」は小学校高学年程度から理解できる内容で約18分の映像。導入部で、響灘に面した埋め立て地にあり、貴重な生物が生息する響灘ビオトープや、国内有数のカルスト台地・平尾台など市内の自然環境を取り上げている。

 市の環境マスコットキャラクターのていたんとブラックていたんも登場。水質汚濁や大気汚染が深刻化した1960年代と、きれいになった現代の海と空を対比させて紹介したほか、響灘風力発電施設や北九州エコタウンなどの取り組みについても説明している。

 「青空がほしい概要版」は、時間に余裕がない来館者らにも公害克服のきっかけを知ってもらおうと、戸畑区婦人会協議会が65年に制作した約30分の記録映画を3分程度のダイジェストにまとめた。同課の上吹越美香課長は「(いのちのたび博物館や北九州イノベーションギャラリーなど)近隣施設とも連携するなどして、今後も東田地区の学習拠点としての機能を高めていきたい」と話している。

=2018/04/26付 西日本新聞朝刊=

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