タマネギで農業振興を 嘉麻市で初のサミット開催 収穫前の農地など視察

西日本新聞 筑豊版

 嘉麻市大隈町の夢サイトかほで24日、タマネギの産地化に向けた取り組みを考える「たまねぎサミット」が初めて開催された。昨年1月に農業振興の包括連携協定を締結した同市と福岡九州クボタ(福岡市南区)の共催イベント。市内の農家やクボタ関係者、県の農業担当者など約150人が参加した。

 サミットでは協定締結を受けたプロジェクト第1弾として昨年4月に設立された株式会社「FKKファームかほ」(福田啓人社長)がクボタの支援を受け、コメの裏作で4品種のタマネギづくりに取り組んでいることなどを報告。赤間幸弘市長は「タマネギは規模拡大が図りやすく、鳥獣被害も受けにくい。生産の拡大を期待している」とあいさつした。

 嘉麻市出身の福岡九州クボタの手嶌忠光社長は「裏作でもうかる農業を確立できれば雇用の場も広がる。収益拡大を目指し、6次産業化にもつなげ、地域貢献したい」と意気込みを語った。

 同市大力地区のタマネギ農地の視察もあり、農家との質疑応答もあった。FKKファームかほは今年、3トン以上の収穫を見込んでおり、福田社長は「行政やクボタの力も借りるが、結局は自分たちの努力が必要。作付面積を広げ、若手が参入しやすいよう、法人としての安定収入も確立させたい」と話した。

=2018/04/26付 西日本新聞朝刊=

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