福岡市の待機児童「隠れ」含め1471人 4年ぶり減少も需要拡大に追いつけず

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 福岡市は27日、認可保育所などに入所できない国の定義に基づく待機児童数が、4月1日時点で前年同期比55・1%減の40人だったと発表した。自宅近くなど特定の保育所だけを希望する「隠れ待機児童」を含めると、1471人(同18・8%減)に上った。

 保育所や0~2歳対象の小規模保育事業所の定員約2500人分を新たに整備したことで4年ぶりに減少したが、共働き世帯の増加で拡大する需要に追い付けない状況が続いている。

 年齢別では、育児休業を終えて職場に復帰する時期に多い1歳児が約半数を占めた。入所申込数は、3万8256人で2・8%増加。就学前児童に占める申込数の割合は1・3ポイント増の44・6%で、いずれも過去最高を更新した。

 市は本年度も49億円を投じて約2千人分の定員を増やす予定で、幼稚園の2歳児受け入れや、幼稚園が保育機能も持つ認定こども園なども活用する。市は「潜在需要はまだまだあり、多様な手法で受け皿を増やしていきたい」としている。

=2018/04/28付 西日本新聞朝刊=

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