家族で満喫回らないすし 「時の人」仕事の依頼続々 「あなとくちゃん」デザインの谷口亮さん

西日本新聞

 このほど誕生したあなたの特命取材班マスコット「あなとくちゃん」。生みの親の谷口亮さん(43)=福岡市城南区=は、2020年東京五輪・パラリンピックの大会公式マスコットのデザインを手掛ける。路上で作品を売った下積み時代を経て2月に五輪マスコットに選ばれ、賞金100万円を手にした「時の人」。仕事や生活は変わったのか、特命取材班が聞いた。

 3月、家族4人で福岡市の老舗すし店を訪れ、初めてカウンターで「回らないすし」を食べました。僕と妻は「特上」、子ども2人は「並」で。値段が書いてなくて、追加注文は緊張しました。妻には好きなものを頼んでいいと言ったものの、僕は控えめにしました。他に大きな買い物は、子どもの幼稚園の送り迎えで使っていた電動自転車を買い替えたこと。壊れていたので思い切りました。

 仕事はそれまで数カ月に1件だったのが、2カ月で10件以上の新規の依頼をいただいています。五輪の仕事も忙しくなりそうです。

 でも、生活は特に変わっていないし、これからも変わらないです。仕事は今まで通り自宅リビングで、テレビを見ながらですし、飲み仲間とよく飲みにも行きます。会議や取材対応で月に数回、東京へ行くようになり、家にいる時間が減ったので、小学生の長女が「寂しい」とは言いますね。

 前と少し違うのは、街でよく声をかけられるようになったこと。今朝も長男を自転車で幼稚園に送っていく時に、ミニバイクの女性が並走してきて「デザイナーさんですよね? 頑張ってください」と言われました。びっくりしたけれど、ありがたいですね。

=2018/05/02付 西日本新聞朝刊=

初めまして「あなとくちゃん」です 東京五輪マスコット作者の谷口さんデザイン

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