爆音映画祭2018in福岡 話題のインド映画「バーフバリ」も登場

西日本新聞

アジア中心に9作品上映、コスプレ・タンバリン持参も可

 音楽ライブ用の最新の音響設備を使い、通常の上映よりもボリュームを上げて映画を楽しむ「爆音映画祭2018in福岡」が17~20日の4日間、福岡市・天神の西鉄ホールで開かれる。東京でロングランが続くインド映画「バーフバリ 王の凱旋(がいせん)」や福岡出身の石井岳龍(聰亙)監督の旧作など9作品をそろえた。

 荒唐無稽なアクションと豪華絢爛(けんらん)な歌による「バーフバリ 王の凱旋」は東京で昨年末から上映が続く話題作。映画祭では連作の「バーフバリ 伝説誕生」をオープニングで、「王の凱旋」をクロージングで上映する。この2作品は爆音に加え、観客がコスプレ姿でサイリウムなどの光り物やタンバリンや鈴など鳴り物を手に声援を送ることができる「絶叫上映」でも実施する。

 このほか、石井監督が日大芸術学部在学中に自主制作した「狂い咲きサンダーロード」や地方都市の現実を描き出した「サウダーヂ」の富田克也監督がタイを舞台に撮ったロードムービー「バンコクナイツ」と、その撮影の裏側を追ったドキュメンタリー「映画 潜行一千里」、「少林サッカー」のチャウ・シンチー監督による「人魚姫」など。米映画「ゾンビ」(ダリオ・アルジェント監修版)以外はアジア映画となる。

 爆音上映は2004年、東京・吉祥寺の映画館を拠点に始まった。ただ音量を上げるだけでなく、それぞれの作品に合った音質に調整している。08年以降は地方都市でも「映画祭」として開催され、福岡では12年以来、6回目。今回は他都市やシネコンとは異なり、移動式スピーカーによってより迫力のある音をもたらす音響システム「ブラックベルト」を用いる。

 プロデューサーの樋口泰人さんはアジアの作品の音について「ハリウッドの最新の音とは別の響き」と注目し、「ひとつではないはずの世界の片隅から聞こえてくるさまざまな音を、(ブラックベルトという)怪物が伝えてくれる。ひとつの世界に集中させようとする力に対して、別の世界の声を届ける者を『怪物』と呼んでみたい」とメッセージを寄せている。

 ◆爆音映画祭2018in福岡 前売りは1作品券1500円(当日1800円)、3作品券4千円(前売りのみ)。学生と60歳以上、障害者は千円(当日のみ)。西鉄ホール=092(734)1370。

 ◇上映日程
【17日】午後7時半=バーフバリ 伝説誕生(絶叫上映)
【18日】午後7時=人魚姫▽8時50分=ゾンビ(ダリオ・アルジェント監修版)
【19日】午前10時=映画 潜行一千里▽午後0時半=バンコクナイツ▽4時半=狂い咲きサンダーロード▽6時半=欲望の翼(デジタル・リマスター版)
【20日】午前9時半=狂い咲きサンダーロード▽11時半=イップマン 継承▽午後2時=バーフバリ 伝説誕生▽4時45分=バーフバリ 王の凱旋(絶叫上映)

=2018/05/11付 西日本新聞夕刊=

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