尾辻氏に出馬意向を確認へ 自民鹿児島・来年の参院選 県連会長「医師会から推す声ある」

 自民党鹿児島県連は12日の会合で、来夏の参院選鹿児島選挙区の公認候補について、改選を迎える現職尾辻秀久氏(77)に近く立候補の意思を確認することを申し合わせた。同選挙区での立候補表明はまだなく、会合後に記者会見した県連の森山裕会長は「できるだけ早く確認したい。医師会から(尾辻氏に)頑張ってほしいという意見はある」と述べ、尾辻氏が有力候補の一人だと示唆した。

 自民党の参院選における候補者公募の規定は、現職が不在だったり引退表明したりした場合に限られる。この日の会合に尾辻氏は出席しておらず、その意思を確かめることで一致した。

 森山氏は、厚生労働相だった尾辻氏が社会保障に精通し、県医師会から推す声があると指摘。「(ほかに)本当に出たい人がいるならばもう手を挙げていろんな活動をしていると思うが、その動きもない」と語った。県連は尾辻氏の意向を踏まえ再び協議し、6月中に結論を出すという。

 尾辻氏は現在5期目。前回選挙では比例代表から鹿児島選挙区に転出して当選しており、次期参院選にも意欲があるとみられている。県連内からは、高齢批判や世代交代を求める声がくすぶるが、これまでのところ出馬に向けた具体的な動きはない。

 会合はこのほか、6月16日に開く県連大会に党本部から岸田文雄政調会長を招くことを決めた。昨年の衆院選鹿児島2区で、無所属候補を応援した元衆院議員の徳田毅氏を「反党行為があった」として、県連顧問から外すことも確認した。

=2018/05/14 西日本新聞=

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