地域活動にポイントカード 草刈り、祭り参加→“豪華景品”ゲット 小郡市の御原校区

西日本新聞 筑後版

 小郡市の御原(みはら)校区協働のまちづくり協議会=伊藤俊(さとし)会長=は、地域活動への参加者に「イベント参加ポイントカード」の配布を始めた。一定数のポイントがたまると“豪華景品”として野菜など農産物をもらえる仕組み。地域活動の担い手確保につなげようと知恵を絞った。

 田園風景が広がる御原校区は、六つの行政区から成る。宝満川沿いにコスモスを植え、秋に花と食を楽しむイベント「コスモスまつり」などが活動の中心だが、草刈りや手入れなど地道な作業も多い。「自分の地域から離れているのに、なんで草取りせなんとか」。小さな不満の声も出ていたという。

 「防犯や防災など7部会で活動しているが、人集めに苦慮している部会もある。何か“ニンジン”をぶら下げられないか」。協議会の福田和能(かずよし)事務局長によると、事務局を置く御原校区公民館とも話し合い、思い付いたのがポイントカードだった。

 景品となる野菜や米は、公民館近隣の農家が規格外品などを善意で提供。ボランティアの作業だけでなく、祭りやソフトボール大会など地域行事への参加もポイント対象で、5ポイントごとに農産物を受け取ることができる。「いつも同じ顔ぶれだけが集まるのではなく、祭りや大会に出た若い人も、ボランティアに参加するきっかけにつながれば。みんなでまちづくりをもり立てたい」と福田事務局長。カードに有効期限はない。息の長い取り組みは始まったばかりだ。

=2018/05/22付 西日本新聞朝刊=

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ