SNSの危険、高校生が学ぶ 誹謗中傷、無視する勇気を 近大付福岡高

西日本新聞 筑豊版

 飯塚市の近畿大付属福岡高は、スマートフォンや会員制交流サイト(SNS)を活用する上で、そこに潜む危険性も理解してもらおうと、「NIT情報技術推進ネットワーク」社長の篠原嘉一さん(57)を招いた講演会を開いた。

 学校や企業などで情報セキュリティーに関する講演を続ける篠原さんは「一度インターネット上に出回った画像は消えない」と強調。「見られて困ることは絶対に書きこまないで」と呼びかけた。

 2016年、音楽活動をしていた女子大学生が、SNSに書き込みを繰り返した男に刺され、一時重体となった事件を挙げ「SNSでつながった相手とは縁が切れない」と警告した。

 その上で、誹謗(ひぼう)中傷に対して下手に反論すると、ネット上で個人攻撃に遭うなどの可能性が高いことも指摘。「リスクが大きいのは投稿者。悪口を書き込まれても無視する勇気を持って」と話した。SNSなどでトラブルに巻き込まれないためにも、篠原さんは「日ごろから親子でスマートフォンでのリスクについて話し合い、情報共有して」と結んだ。

 10日の講演会は全校生徒約千人が耳を傾けた。3年の太郎浦明日香さん(17)は「一つの投稿で人生が変わってしまうことがあると学んだ。今後に生かしていきたい」と感想を話した。

=2018/05/26付 西日本新聞朝刊=

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