11無人駅券売機に点字 JR九州が筑豊線で検討

西日本新聞 北九州版

 JR九州は、JR筑豊線の若松駅(若松区)と新入駅(直方市)間にある11の無人駅の券売機と運賃表に、点字表記を設ける検討を始めた。29日夜、中間市の視覚障害者団体つばさの会(進好司会長)が、昨年12月に同社へ提出した要望書に回答する中で明らかにした。進会長は「切符を買うことも難しかっただけに一歩前進」と喜んだ。

 中間市の「ハピネスなかま」であった両者の会合(非公開)には、JR九州鉄道事業本部営業部の担当部長らが出席。「つばさの会」からは約10人が参加した。進会長によると、同社は遠隔地から乗客を支援する案内システム「スマートサポートステーション(SSS)」の対応マニュアルを、つばさの会に開示する意向も示したという。

 会合後、取材に応じた進会長は「無人化で削減できた経費を、防止柵などの設備に投資してほしい。安全性が高い駅になるまで要望を続ける」と話した。

 JR九州は昨年3月、折尾駅を除く筑豊線若松-新入間の11駅にSSSを導入。若松、中間両駅で朝に駅員が駐在する以外は無人となっている。

=2018/05/31付 西日本新聞朝刊=

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