ミサゴ、岩礁の上に営巣 親鳥とヒナ 仲むつまじく 佐伯市上浦の三ッ石

西日本新聞

ヒナは親鳥のくちばしから餌をついばむ。ミサゴはヒナの時には羽に白い斑点がある(撮影は25日) 拡大

ヒナは親鳥のくちばしから餌をついばむ。ミサゴはヒナの時には羽に白い斑点がある(撮影は25日)

岩礁の上で待つヒナに餌を持ち帰る親鳥 岩礁の上で待つヒナに餌を持ち帰る親鳥 三ツ石に営巣するミサゴの親子。今年は2羽がかえっているようだ 三ツ石付近は漁場にもなっている。漁船に警戒する親ミサゴ

 環境省の準絶滅危惧種に指定されている猛禽(もうきん)類ミサゴが、佐伯市上浦の岩礁「三ッ石」に巣を作っている。切り立った岩場に、親鳥とヒナが仲むつまじく暮らす。

 日本野鳥の会大分県支部佐伯地区の武石宣彰支部長(68)によると、ミサゴは春から初夏にかけて、水辺の岩や木の上に巣を作り、2、3個の卵を産み、ヒナをかえす。三ッ石は岩礁のために人が近づけず、豊かな漁場でエサが豊富なため「安心して子育てできる環境」という。三ッ石は景勝地としても知られ、営巣の様子と景観の豊かさを撮影しようと、近年は写真愛好家の撮影スポットになっている。

 今月25日、三ッ石では、親鳥のエサを求め、ヒナが愛らしい顔を巣からのぞかせていた。上空でトビが旋回すると、キッと上を見て警戒する親鳥の様子も。武石さんは「ミサゴは警戒心が強く、人が近づくとヒナを残して巣を去ることもある。静かに見守ってほしい」と話している。

=2018/05/31付 西日本新聞朝刊=

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