ギラヴァンツ「弱いから観戦しない」2割 ミクスタには高い評価 北九大教授、市民意識調査結果

西日本新聞 北九州版

試合に敗れ、ミクスタのスタンドに頭を下げるギラヴァンツ北九州の選手たち。サポーターからは厳しい声が飛んだ=5月20日 拡大

試合に敗れ、ミクスタのスタンドに頭を下げるギラヴァンツ北九州の選手たち。サポーターからは厳しい声が飛んだ=5月20日

 今シーズンの約3分の1を終え、J3で16位に沈むギラヴァンツ北九州。ホームのミクニワールドスタジアム北九州(小倉北区、ミクスタ)では5試合を終えていまだ勝利がない。そんな中、北九州市立大の南博教授が市民意識調査の結果を発表し「ギラヴァンツ戦を観戦するつもりはない」と答えた人の約2割が、チームが弱いことを理由に挙げたと明らかにした。南教授は「成績の低迷は入場者数にも影響する」と指摘する。

 調査は3月16~19日、民間の調査会社が管理する市民モニターに対し、インターネットで実施。18歳以上の北九州市民1062人が回答した。南教授は2010年以降ほぼ毎年、意識調査を続けている。

 ミクスタでギラヴァンツの試合を観戦したいかどうか質問したところ、「観戦するつもりはない」は58・4%(620人)に上った。理由としては「サッカーに関心がない」が57・4%で最多。チームが「弱いと思うから」は19・4%、「J3に関心がない」は17・4%だった。

 同じ質問の回答で「ぜひ観戦したい」は8・3%にとどまった。調査は開幕戦(3月17日)前後のため、現在の低迷を直接反映した結果ではないが、南教授は「J3降格や成績の低迷は観戦意欲をそぐと言わざるを得ない」。今季のホーム平均入場者は4337人で、昨季の5939人を下回る。

 一方、2017年にオープンしたミクスタへの評価は高い。訪れたことがある11・6%(123人)に感想を聞くと「大変満足」と「やや満足」の合計が62・6%だった。南教授は「クラブだけでなく地域の企業や商店街なども協力し、新しいスタジアムを生かしつつ市民の観戦意欲を高めてほしい」と求めている。

=2018/06/01付 西日本新聞朝刊=

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