小児救急 24時間体制に 田川市立病院、1日から 地区内で迅速治療 可能に

西日本新聞

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 田川市立病院(同市糒)は1日から、田川医療圏で初めて小児救急患者を24時間体制で受け入れる。従来は平日の午前8時半から午後5時に限られていた。同病院によると、2017年度は田川地区の小児急病の約6割が飯塚地区の医療機関などに搬送されており、「医療空白」の現状を見直すことで、田川市郡の子どもや家族の安全安心と地域完結型医療を進める。

 同病院の常勤小児科医は3人。小児救急搬送の患者受け入れは、日勤帯(午前8時半~午後5時)は全員、夜間・休日帯はオンコール(院外待機)の1人で対応する。医師は専用の携帯電話で救急隊の搬送依頼を直接受けるため、受け入れ可否の時間が短縮される。

 同病院によると、24時間体制の導入で、治療開始が早まり、症状悪化のおそれが軽減されるほか、田川地区外への救急車の出動が短縮され、不在の時間が減少するなどの効果が期待されるという。

 斉藤貴生病院事業管理者は「これからも田川地域に必要な小児医療のニーズに応え、住民に安心と安全を提供していく」と話した。

=2018/06/01付 西日本新聞朝刊=

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