無病息災願い高良山駆ける 伝統のへこかき祭り

西日本新聞 筑後版

 赤いへこ(ふんどし)姿で高良山を駆け上がる伝統行事「へこかき祭り」が1日、久留米市御井町の高良大社と周辺であった。男衆や子どもたち約110人が1時間かけ、ふもとから高良大社本殿までの約3キロを走った。

 祭りは厄よけや無病息災を願い、約300年前に始まったとされる。朝5時すぎ、ふもとの味水(うましみず)御井神社境内の湧き水でみそぎをした参加者たちは、太鼓の音に合わせて「エッサ、ホッサ」と掛け声を上げながら山道を走り、最後は131段の石段を一気に上って到着した。

 地元の良山中教諭、川波由臣さん(42)は御幣を手に先頭を走った。「一生に一度の大役を任せてもらい緊張した。無心で走りきることができ、良い1年を過ごせそう」と笑顔を浮かべていた。

=2018/06/02付 西日本新聞朝刊=

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ