広域農道「多良岳オレンジ海道」の穴を放置 鹿島市と太良町 深さ最大5センチ、本格補修へ調査

西日本新聞

 鹿島市と長崎県諫早市を結ぶ広域農道「多良岳オレンジ海道」で、車道のアスファルト舗装がはがれ、深さ数センチの穴が最大2か月半放置されていたことが分かった。指摘を受け、管理する鹿島市、太良町が補修。これまでに穴が原因の事故やタイヤのパンクなどの報告はないというが、両市町は「今後は速やかに補修したい」としている。

 オレンジ海道は、県が総事業費約380億円をかけて整備した17・4キロ(鹿島市6・6キロ、太良町10・8キロ)の片側1車線。1991年に整備を始め、2011年に全線開通し、12年度から鹿島市と太良町が施設と保守管理をしている。

 穴は鹿島市で縦90センチ、横80センチ程度で深さは2センチ。太良町は同程度の大きさで、深さは最大5センチだった。このうち鹿島市は3月5日に点検を委託している業者から穴について報告を受け、警告看板を設置し穴の周囲をペンキで塗装するなどしたが5月下旬に指摘を受けるまで放置していた。太良町は定期点検をしておらず、補修のみを業者に委託。本年度は委託も1カ月遅れており「いつ穴が開いたか不明」という。

 道路補修には数値基準などはなく、県道路課は「危険と判断される場合に行う」としている。オレンジ海道は国道207号のバイパスとして通行量も多い。「二輪車が走行する場合の安全性を考えると、県道であれば補修対象になる傷み」(同課)と話す。

 鹿島市は本年度、太良町とともに全線の路面調査を実施し、長寿命化を図るための本格的な補修を計画するという。

=2018/06/05付 西日本新聞朝刊=

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