全小中学校でジビエ給食 イノシシ、シカ肉の竜田揚げやカレー 対馬

西日本新聞

イノシシ肉を使ったスパゲティミートソースを地域の人たちと一緒に食べる児童たち 拡大

イノシシ肉を使ったスパゲティミートソースを地域の人たちと一緒に食べる児童たち

 対馬市で捕獲されたイノシシやシカ肉を使ったジビエ料理の給食が19、20日の2日間で、市内の全小中学校で一斉に提供された。小学校18校、中学校13校で計2339食のジビエが子どもたちの机の上に並んだ。市によると、一つの自治体が全小中学校の学校給食でジビエを一斉に提供するのは県内で初めて。

 イノシシとシカ肉は市営の加工処理施設で衛生的に解体処理されたものを使用。児童たちが好きな竜田揚げやカレーなどが出された。同市峰町佐賀の東小(72人)では19日、イノシシ肉を使ったスパゲティミートソースが給食で出され、児童たちは教室で地域の人たちと一緒に味わった。6年の山本結花さん(11)は「スパゲティはとてもおいしかった。また食べたい」と話した。

 ジビエ給食は食育の一環で実施。市内では昨年度、有害鳥獣としてイノシシ3069頭、シカ5365頭が捕獲されたが、大部分を埋設処理しているという。

 市有害鳥獣対策室は「子どもたちが害獣対策を知るきっかけにもつながる。今後も実施したい」としている。

=2018/06/21付 西日本新聞朝刊=

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