危険ブロック塀撤去開始の学校も 九州で緊急点検続々

西日本新聞

 九州の自治体も学校のブロック塀を緊急点検し、子どもの安全を確保するために撤去した地域もある。ブロック塀の危険性に対する意識は、自治体によって差があるようだ。

 大分県教育委員会は22日、小中高と特別支援学校を合わせた436校の点検結果を公表した。ブロック塀がある206校の大半で亀裂や欠けた所が見つかり、中津市の小学校1校で撤去を終えた。中津市と宇佐市の小中学校4校でも撤去を決めている。

 福岡県小郡市教委は24日から、小学校1校で撤去を始める。学校施設の安全性はブロック塀を含め、ほぼ月1回の割合で確認していたが、清武輝教育長は「地震で塀が倒れることは想定していなかった」と語った。

 2016年に熊本地震を経験した熊本県教委の担当者も「校舎や体育館など建物の被害が大きかったため、ブロック塀に対する意識は低かった」と明かした。

 福岡市は05年の福岡沖地震によるブロック塀倒壊で1人が亡くなったことを踏まえ、3年に1度、学校や公共施設にあるブロック塀の状況をチェックしている。市教委の担当者は「再び悲劇が起きないように安全確認をしている」と話す。

=2018/06/23付 西日本新聞朝刊=

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